7月に入り、季節はすっかり本格的な夏へと移り変わりました。
連日の猛暑で洗濯物はあっという間に乾くものの、この時期に油断できないのが「夕立」や「ゲリラ豪雨」といった突然の激しい雨です。仕事や買い物など、日々の生活の中でどうしても外出しないわけにはいかないシーンも多々あります。
ところで私たちの生活に馴染みのある「傘」ですがどれくらい昔からあると思いますか?
今回は「傘」についてのお話です。
傘の歴史
人類の歴史に傘が登場したのは約4000年前と言われています。
古代エジプト、ギリシャ、ペルシャなどの彫刻画や壁画には傘をもっている人物などが
描かれています。
この時代の傘はいまのような開閉式ではなく棒に布が張られただけのもの。
よく王様の横で従者がもって立っている図柄が一般的ではないでしょうか。
嵩張るので傘を持つ専用の御つきもいたようです。

現在の開閉式の形になったのは13世紀頃。
イタリアで開発されたと言われています。
約3000年は傘は進化していなかったわけです!
雨の降らない地域もありますからそこまで重要視されていなかったのかもしれないですね。
そしてそこから500年たって18世紀に入りかなり現在の形式に近い傘がイギリスで開発されました。イギリスといえば紳士の国。いまでこそジョンブルは傘を常に携帯しているイメージがありますが、当時は日よけとして使われていたため雨の日に使われることはなかったようです。
雨の日は容赦なくずぶ濡れになるのが当たり前!
傘なんてさしたら笑われるのが当時のイギリスの紳士でした。しかし笑われても濡れるよりはマシだ!と思った紳士がちょっとづつ増え始め次第にその行為が国中に広がり雨の日の必須アイテムとして傘は重宝されていきます。
日本にも和傘というものがあり古くは日本書紀に仏具として献上されたものが記されています。和傘は作る浪人などは時代劇でもよく目にされていますね。
しかし日本の和傘は明治時代以降に洋傘の普及で急速に利用されなくなり廃れていってしまいます。

そこからさらに近代になると今やコンビニでも売っているビニール傘や折り畳み傘などがが普及し始めます。折り畳み傘は1928年にドイツのハンス・ハウプトが開発したものです。
小さくなる折り畳み傘はカバンにしまうことができることから携帯しやすく世界的な大ヒット商品となります。さらに時代が進むと1958年に日本の浅草の傘メーカーがビニール傘を発明します。
ビニール傘はその時代のお祭りともいうべき東京オリンピックを機に世界中に知られることとなり一気に普及していきました。
時代とともに進化を続ける傘

ここ2〜30年で少しずつ進んできた傘の進化ですが、最近の勢いは特に目覚ましく、形状や耐久性はもちろん「ただ雨や紫外線を防ぐだけ」ではない、驚くようなアイデア傘が次々と発表されているんです。
嵐でも裏返らない!オランダ発の超耐風傘
傘が裏返る不快感と廃棄ゴミを減らすべく、オランダの学生が開発した「senz umbrellas(センズアンブレラ)」。 最大の特徴は、空気力学に基づいた前が短く後ろが長い独自の非対称デザインで「時速100キロの風にも耐えられる」とのこと。風向きに合わせて傘が自動で向きを変えて風を受け流すため、強風でも裏返らず軽やかに差すことができます。

わずか2秒でスマート収納!ストレスフリー超薄型傘
「たたむのが面倒」という折りたたみ傘最大の弱点を克服した傘があります。 形状記憶の裏地構造によって、なんと「2秒」でシャキッと綺麗に折りたためる超薄型傘が登場し、2025年には日本のグッドデザイン賞を受賞して大きな話題になりました。これなら雨上がりの電車に乗る時もストレスフリーですよね。

「閉じた後」が進化!手間いらずの新発想の傘
最近は「雨を防ぐ」だけでなく、「使い終わった後」のことまで考えられた傘も人気です。マーナが発売した「Shupatto アンブレラ」は、閉じる動作だけで生地が自動的に巻き込まれ、きれいな形にまとまるのが特徴。濡れた生地を手で整えたり、ベルトを留めたりする手間がほとんどありません。4000年もの歴史を持つ傘ですが、こんな身近な不便を解決するアイデアは、まさに現代ならではの進化ですね。

傘自体が気象観測所!?未来を予測する「スマート・ウェザー傘」
雨を凌ぐだけでなく、ついに「自ら天気を予測する」ハイテクな傘も登場しています。 このスマート傘は、持ち手のグリップ部分に温度・湿度・気圧などの超小型センサーとGPSを内蔵しているのが特徴です。傘自体が小さな「気象観測所」となり、スマホアプリと連動して、今自分が立っている場所のピンポイントな雨雲接近を数分前に振動やライトで教えてくれます。

これからの傘?、ハイテクな傘?(笑)
4000年の歴史の中で、なんだかんだ言っても「自分と傘がどこかで繋がっている(持っている・背負っている)」という基本は変わりません。
しかし、近年の技術革新の中から、究極の手を使わない傘が登場しました。
いろんな課題があり、未だ商品化はされていませんが、傘を手で持つなんて時代遅れになるかもしれませんね。(笑)
「和傘」の風情を楽しむ!うえの夏まつり協賛のお知らせ
さて、今回は「傘の歴史と進化」についてお届けしてきましたが、実は私たちアイセルでも、この夏「傘」にまつわるちょっと素敵な取り組みをしています!
今年、当社は上野公園で開催される「うえの夏まつり」に協賛し、社名入りの「提灯」と「和傘」を会場に飾っていただくことになりました!

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場所: 上野公園内
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掲出期間: 2026年7月10日(金)~8月11日(火・祝)
期間中はたくさんのイベントや縁日が開催されます。風鈴の写真を撮ると近隣店舗でお得な特典が受けられるキャンペーンもやっています!ぜひ、夏の思い出作りに遊びに行って、私たちの社名が入った提灯と和傘を探してみてください。



